岡田将生が「ドクターX」第1話に出演。14年ぶり共演で米倉涼子「本当にすてきな大人の役者さんになったなぁ」

テレビ朝日系で10月14日にスタートする連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9:00)の第1話に、岡田将生がゲスト出演することが分かった。

ドラマは、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスとたたき上げのスキルだけを武器に「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみの大門未知子(米倉涼子)が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描く医療ドラマの第7シーズン。

岡田が演じるのは、ひょんなことから未知子と出会い、人生の転機を迎えることになる呼吸器外科医・一木蛍。アフリカの貧困地域を回って医療活動に従事していた一木だが、アフリカ滞在中も、感染症が猛威を振るう日本でも、己の無力さを痛感し医師として働くことに迷いを感じ始めている“迷える子羊”だ。

「長く愛される国民的ドラマに出演させていただき、本当にうれしいです」と真摯(しんし)に受け止める岡田は、「米倉さんの、現場で生まれるものをちゃんとすくい取り、役に落とし込んでいる姿、そして何より主役として先頭に立って引っ張っていってくださる姿の重みを目の当たりして、『やっぱりすごい! 尊敬できる方だな』と思いました。それから、僕も現場で『私、失敗しないので』のセリフを聞いた時は、野村萬斎さんと同じように『来たー!』と興奮してしまいました(笑)」と喜色満面。

米倉とは、10代の頃にゲスト出演し、同局で08年放送の「交渉人~THE NEGOTIATOR~」以来、約14年ぶりの共演。「実は米倉さんをはじめ、『ドクターX』のスタッフさんの中に、僕が10代の頃にご一緒させていただいた方がたくさんいらっしゃるんです。そんな皆さんと30代になった今、もう一度仕事ができることが本当に楽しみで、少しでも成長して大人になった姿を見せられたらと思いながら、撮影に挑みました」と語った。

演じる一木に関しては「人を救う医者になりたいという気持ちだけで突っ走る中、パンデミックで降りかかってきた不安や葛藤が少しあふれてしまう役どころです。一木の心境には共感も覚えたので、わりと等身大で演じています」と述べ、同局で2012年放送の主演ドラマ「聖なる怪物たち」では外科医師を演じたが、「若い頃に外科医を演じた時よりも白衣の重みを感じています」と打ち明ける一方、「一木の悩み、彼と大門先生の交流、そこから生まれる変化にはすごく心に迫るものがありますし、皆さんにも共感していただけると思いますので、ぜひご覧ください」とアピール。

一方、岡田との再会に米倉も「『交渉人』の時はみんなが『まーくん』と呼んでいて、かわいいイメージが強かったんです。でも久々にお会いしたら、すごく大人になっていて…! 爽やかでチャラチャラしていなくて、カッコよくて…何よりもすてきなお芝居をされる! 一緒のシーンを撮影していてもすごく楽しいです。本当にすてきな大人の役者さんになったなぁ、とうれしくなりました」と絶賛した。

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