７月に行われた動画共有サイト「ミクチャ」とジェイタメのコラボイベント第５回でメンズ・ガールズ合同の指定アイテム数1位に輝いたのは、ジャムGさん。「ミクチャは日常生活の一部」と胸を張るほどのライバーさんの素顔に迫った。
──ミクチャをやるきっかけは？
ジャムG：もともとリスナーから始まったんですね。配信やろうとはサラサラ思っていなくて(笑)。実はこう見えて、所属タレントを10名ほど抱える芸能プロダクションを運営しておりまして！ ライバーさんも数名抱えています。きっかけは、ウチのタレントをイベントにエントリーさせたことでした。自分は一生懸命応援する側だったんですが(笑)。
──「プロ」リスナーだった(笑)
ジャムG：ウチのタレントたちが配信に苦手意識持ってて抵抗持ち出したので、これはやばいと思って。自分がやってみてどんなに大変なのか何か突破口はないのか、本人たちの気持ちを分かるためにイベントに参加させてもらいました。その時に配信の大変さも分かって。
──それで配信にハマった？
ジャムG：ライブ配信の面白みというのを見つけ出さなきゃいけないと思ったんです。どういったことをアピールして、自分はこんな人間なんです、こんなことが大好きなんですというところでリスナーさんと仲良くなっていって日常生活を送る。つまり、日常生活のひとつとして配信をやれば苦痛になることはないんじゃないか。毎日ご飯を食べる感覚やテレビを見る感覚と同じになるのではないかと思ったんです。それで私も（体調が悪い時以外は）毎晩配信をやってます。
──まさに、ミイラ取りがミイラになった？
ジャムG：例えが正しいかどうか分かんないんですけれども(笑)、それに近いものはありますね。私の場合はもう生活の一部になっています。
──どういった配信を？
ジャムG：内容はその都度違ってますけれども、コンセプトは全くなくて日常の雑談。ネタはだいたい世間話ですね。
──ミクチャのシステムで気になった点などありますか？
ジャムG：基本的に完成度が高い配信アプリだと思いますが、唯一気になっているのが、コメントを送る際にシステム登録されてる NG ワードの判定法が微妙で(笑)。何でもない言葉が NG になってしまうところですかね。たとえば、「エチケット」というワードが通らなかったり。「エチ」が「エッチ」と判定されるとか。あとは、漢字だと通らないけれども平仮名だと通るワードがあったり。みんな記号を使ったり造語を使ったりして苦労しているみたいで…。
──同じライバーさんにアドバイスなどありますか？
ジャムG：結構分かれると思うんですよ、「疲れちゃったので配信を卒業します」って言う方がいたり…。 当然無理をしてはいけないし、生活の一部としてやってけるというところを模索しながらやっていくことが大事かなと思っています。私も事務所の講習会などで、「こういう風にやるともっと楽しめるよ」とか「こういうやり方だとしんどいからこうすれば」と言うアドバイスができればと思っています。
──これからのミクチャに期待することは？
ジャムG：ゲーム配信機能がついたのはいいんですが、スマホの画面をハングして見せてるだけっていう感じがしてちょっと中途半端かな、と感じます。ただ、発想としてはすごい「あり」かなと思います。ゴマをすってるワケじゃなくて(笑)。他のライブ配信アプリも見ていくなかでミクチャは総合的に出来上がっているという印象が強いです。
──これだけは言っておきたいことは？
ジャムG：自身が芸能プロダクションを運営しているので、ウチのタレントさんが活躍しやすいようなアピールをしていきたいと思っています。 所属タレントさんもライバーからタレントへステップアップしていく道になれば！
──将来的にやりたいことは？
ジャムG：ライブ配信機能を使って自分たちも発信できるようなライブをやっていきたいと思っていて、実際、ちょくちょくやっているんですけれども。コロナ収束後に本格的にやれたらと思っています。これから伸びていく世界なので、エンターテイメントの世界で活用できたら。ウチの事務所も、もうちょっと力ついて来たら、ミクチャとコラボしてオーディションをやってみたいですね！ 先の話になるかもしれませんが(笑) 。
＜プロフィール＞
■ジャムG 大阪出身。年齢はまるまる半世紀 。仕事の関係で上京して10年
■趣味：車関係。スーパーカーやスポーツカー、高級車をカスタムしたオーナーさんを集めてオフラインイベントを主催
