北朝鮮、国会開催日に弾道ミサイルか 思想教育強化求める法採択へ

北朝鮮は、国会に当たる最高人民会議を首都平壌で開くとしていた28日早朝に弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射した。最高人民会議では思想教育強化を強めることが目的とみられる「青年教養保障法」の採択や人事が予定されている。1月につくられた新たな経済5カ年計画の最初の年の目標達成も呼びかける見通しだ。弾道ミサイルとみられる飛翔体の発射は、国際社会に戦略兵器開発の正当性をアピールしながら、国内では技術力を誇示し、経済計画目標達成へ向け雰囲気を盛り上げる狙いもありそうだ。

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