社交辞令だったはずの「コロナが落ち着いたら、行こう」が現実に?緊急事態宣言が解除へ

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

■社交辞令だったはずの「コロナが落ち着いたら、行こう」が現実に?緊急事態宣言が解除へ

カンニング竹山「挨拶のようにいろんな人に言っているから、ほとんど守れないんだろうな(笑)」と自虐

2021年9月27日(月)夜9時からの放送では、緊急事態宣言とまん延防止措置について、政府が全面解除の方針を固めたことを報じた。

「コロナが落ち着いたら、行こう」と口約束をしていた人も多いのでは?という話題になると、お笑い芸人のパックンは「社交辞令のツケが回ってきた!」と即座に反応。その他の出演者も「便利な言葉でしたもんね…」「行きたくない時の必殺の言い訳として使っていた」と盛り上がる中、番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山も「本当にそう。挨拶のようにいろんな人に言っているから、ほとんど守れないんだろうなと思う」と笑った。

また、その後、牛タンの価格高騰をテーマにディスカッションをしていた際、竹山が「焼肉屋にずっと行っていないから牛タンが高いことを、全く知らなかった」とコメント。パックンがすかさず「落ち着いたら焼肉に行こうね!」と声をかけると、竹山は「コロナが落ち着いたらね?番組が終わったら、みんなで行きましょう」と返すと、スタジオは大いに盛り上がった。

■気候変動対策のために「脱肉食」は実現できるのか?

カンニング竹山「代替肉は美味しかったが、みんなが選択するかは疑問」

また、番組後半では、畜産牛のゲップから世界全体の4%の温室効果ガスが排出されているというデータに注目。脱炭素を目指す上で、一部の菜食主義者から脱肉食の声が上がるなど、畜産をめぐるビジネスや食文化への風当たりが厳しくなる中、どこまで「脱肉食」を実現できるのか?について、考えた。

竹山は「牛のゲップが温室効果ガスを多量排出することは、本当かよ?とずっと思っている。大昔から牛などの動物はいっぱいいたわけで。それだったら、昔から問題になっているでしょ?と思う。1番環境に悪いのは何かって考えたら、人間だと思う。牛ばかりのせいにするのはどうなのか?納得がいかない」と竹山らしい辛口コメント。また、脱肉食について、パックンは「肉大好きです。日本に来て和牛に出会い、大好きなコロラドビーフを上回るものあったんだ!と目から鱗の発見で毎日幸せです。でも、頭の中では悪いことやっているとわかっている。牛肉の生産過程にはメタンガスの排出の問題だけではなくて、他にも課題が山積。例えば、牛よって排出されるメタンガスの量だけ、僕が車に乗らないとか、小さい家に暮らすとか、海外旅行に行かないとか。そういう取引とかトレードオフがあれば良いと思う」とアイディアを披露した。

さらに、竹山は「環境の観点から牛の数を減らして、その結果牛の値段が高騰した時に、人間はどうするか?全部菜食にはいかないと思う。きっと鶏と豚の消費量が増えるはず。そうなると鶏と豚をさらに殺しますよね。鶏と豚は殺しても良いのかと言ったら、それは違うでしょ。これは愛護の観点からはどうなのか?環境なのか?愛護なのか?どちらを優先すべきかわからない」と問題提起をすると、ジャーナリストの堀潤は「そこで代替肉とかのサービスなんでしょうか?」とコメント。竹山は「代替肉は僕も食べたことありますけど、美味しかった。なので、これから代替肉を選択する人が出てくる可能性はあると思う。だけど、みんながそうなるか?ということは疑問」と話した。

食肉の未来について白熱した議論の最後に、竹山は「ただ、今日の楽屋のお弁当は牛カルビ弁当でしたよ」と語ると、パックンは「美味しかったしなあ」と呟き、テレビ朝日の平石直之アナウンサーは「今度は植物性肉のお弁当、お願いします!」とスタッフに発注すると、スタジオは笑いに包まれた。本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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