市の職員 「生活費に使った」と供述か 東広島市 贈収賄事件

東広島市が発注した道路工事をめぐる贈収賄事件で、逮捕された市の職員は受け取った現金を「生活費に使った」などと話していることが捜査関係者への取材でわかりました。

東広島市建設部主査 平岡尚之容疑者(47)は市が発注した昨年度の道路工事について、土木工事会社が受注できるように働きかけ、謝礼名目で現金50万円を受け取ったとして現金を渡した前社長の岩岡芳晃容疑者(44)とともに逮捕・送検されました。

県警は27日市役所などを捜索し関係書類を押収。

捜査関係者によりますと平岡容疑者は現金を自身の名義の口座に入金したとみられていて「生活費に使った」など容疑を認める趣旨の供述をしているということです。

また、2人は高校時代からの知人とみられ、このほかにも複数回金銭の授受があったとみて県警は余罪を調べています。

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