都議ユーチューバーの川松真一朗氏 居座る木下富美子氏に「同じ肩書を持っているのが悔しい」

東京都議の川松真一朗氏

元テレビ朝日アナウンサーで、自民党の都議ユーチューバー・川松真一朗氏(40)が28日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新。無免許で事故を起こしながらも公表せずに当選した元都民ファーストの会の木下富美子都議(54)の問題を取り上げた。

この日、東京都議会の定例会本会議で木下氏に対し、全会一致で辞職勧告決議案を可決。木下氏には7月の都議会でも辞職勧告決議案が可決していた。今月には道交法違反容疑で警視庁に書類送検もされていた。

異例となる2度目の辞職勧告決議案の可決後、木下氏はホームページを更新。警視庁から書類送検されたことの連絡はないとしたうえで、今後は自動車、バイク等の運転しないことを宣言したうえで、議員活動を続けていく考えを表明。都議会は体調不良が続き、欠席しているとした。

川松氏は「居座るということ。体調が悪いから欠席しているかもしれないが、選挙が終わって、一度もこの件で表に出てきて話をしない。かつ『警察と検察がやったことで、私は書類送検していたのを知らなかった』といつまで、ひとごとなのか。私はこの人と同じ肩書を持っているのがあまりに悔しいし、憤りを感じる」と怒り心頭だ。

そのうえで川松氏は木下氏にこう呼びかけた。

「一緒に仕事をしたくない。なんとかケジメをつけていただきたい。議員の出処進退は自ら決めるべきだ。政治は決めること。決めるということは泥をかぶるということ。居座るということは決めることになるのか? 責任を取るということになるんですか? 泥をかぶることになるとは思えない」。木下氏の耳に川松氏の訴えは届くのか。

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