ソフトバンクが3位・楽天に0・5差接近 工藤監督「僕らは相手がどうのこうのではなくて」

ソフトバンク・工藤監督

最終盤でエンジンがかかってきた。ソフトバンクが28日の西武戦(ペイペイ)に5―2で快勝。3連勝で18日ぶりに貯金を作った。

相手先発はチームが2019年から9連敗中だった天敵・高橋。2回、デスパイネがバックスクリーン右に突き刺す5号2ランで先制し、さらに甲斐も左翼テラス席に11号2ラン。一発攻勢で一挙4点をスコアボードに刻んだ。

投げてはエース・千賀が丁寧な投球で7勝目(2敗)。中5日で臨んだマウンドで7回途中までを2失点に抑えた。

これで20日の楽天戦からでいえば6勝1敗。ついに乗ってきた。3位・楽天とは0・5ゲーム差に迫った。

工藤監督は「僕らは相手チームがどうのこうのではなくて、自分たちが常に勝っていくという中でやっていることがいい結果につながっていると思うので」ときっぱり。

「結果が黒でも白でもまた次の日だと。それをあと21回。しんどいと思うが、みんなで力を合わせて頑張ることが大事だと思います」。

残りの21試合に一戦必勝で臨むことを誓った。

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