釜山国際映画祭で世界初公開、アニタ・ムイの伝記映画「梅艶芳Anita」がチャリティー上映も開催

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第26回釜山国際映画祭のクロージング作品に選ばれた映画「梅艶芳Anita」が、主人公のアニタ・ムイ(梅艶芳)の精神を受け継ぎ、一般公開に先がけてチャリティー上映を行う。

歌手・女優としてカリスマ的人気を誇り、“アジアのマドンナ”とも呼ばれたトップスターのアニタ・ムイは2003年12月、子宮頸がんのため40歳の若さで他界。その波瀾万丈の生涯を描く伝記映画「梅艶芳Anita」は、「コールド・ウォー」(寒戦) シリーズなどで知られるリョン・ロクマン(梁楽民)監督が手掛け、香港で11月12日から公開される。

来月6日に開幕する第26回釜山国際映画祭のクロージング作品に選ばれ、15日に世界初公開となる「梅艶芳Anita」だが、香港ではシネコンチェーンBroadway Circuit(百老匯院線)で10月16日と17日の2日間、収益を兒童癌病基金(Children's Cancer Foundation)に寄付するチャリティー上映を開催。チャリティー活動に熱心だったアニタ・ムイの精神を受け継ぐものとなっている。

同作でアニタ・ムイ役を演じるのは香港出身のモデルのルイーズ・ウォン(王丹妮)。最新のトレイラー映像では、ルイーズ・ウォンが自ら望んで演じたという、実際に平手打ちを浴びるシーンも収められている。

トレイラー映像のルイーズ・ウォンは、アニタ・ムイ本人と非常によく似ていると話題を集めているが、アニタ・ムイがレスリー・チャン(張国栄)と共演した1987年の映画「ルージュ/胭脂扣」のスタンリー・クワン(關錦鵬)監督もこれを認める1人。「まるでスクリーンの中でアニタが生きているようで、本当に素晴らしい演技。期待が全く裏切られていない」と称賛しており、感動だけではなく、生きるパワーを与えてくれる作品だと語っている。(Mathilda)