中国紙の「芸能人の濃いメイク」批判が物議―中国

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2021年9月28日、中国共産党中央委員会の直属で「教育の専門紙」とされる光明日報は、芸能人の濃いメイクを批判する記事を掲載した。

記事は、一部の若い男性芸能人が濃いメイクをしてファンデーションや口紅をつけ、女性芸能人が濃いメイクで完全に本来の顔を隠していることについて触れ、映画制作やバラエティー番組で、俳優選び、演技スタイル、衣装やメイクなどの面で濃いメイクに「NO」と言うべきだと主張した。

さらに記事は、ひげをそるか生やすか、ファンデーションを落とすかだけでなく、娯楽分野の混乱は、ゆがんだ美しさから抜け出す突破口を見つけなければならないとし、管理体制を整え、抜本的な対策を講じなければならないと指摘。濃いメイクで本当の美しさを覆い隠さず、実力、演技力、品性で語ってこそ、観衆からの拍手を得ることができると論じた。

この光明日報の記事は中国のネット上で物議を醸しており、「女性芸能人だけでなく一般の人も化粧をする。全人民に言わなければならないのでは?笑える」「これが2021年の新聞とは信じられない…」「仕事上、必要なこともあるのでは?」など否定的な意見が多く寄せられた。そのほか、「濃いメイクとはどの程度を指すの?」「京劇は濃いメイクにならないの?」など、濃いメイクの基準について問うコメントもあった。中には、「芸能界を解散してしまえばよい」という極端な意見もあった。(翻訳・編集/多部)