中日関係者も関心 球団OBから「低年俸でいいなら、バレンティン獲得すべき!」の声 

引退示唆から一変、現役続行に意欲を見せているソフトバンク・バレンティン(東スポWeb)

中日OBや関係者の間から、ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(37)を獲得すべきだとの声が出ている。

自身のSNSに引退を示唆する投稿をしてきたバレンティンだが、ここにきて来季以降も現役続行の意思があることを明かした。

この発言を受け、中日OBは「バレンティン本人が年俸を気にしないと言うのなら絶対に獲得すべきだよ。ソフトバンクでは2年間、高額な年俸をもらっていたけど、ほとんど二軍暮らしだったから、おカネよりも一軍でプレーしたいのでは。中日は一発長打のある打者がビシエドぐらいしかいないし、そのビシエドだって今季限りで3年契約が切れる。来季も中日にいる保証はないわけだから」と指摘した。

28日現在、中日はリーグトップの防御率3・24を誇る投手陣に対し、野手陣はチーム打率2割3分9厘、363得点、65本塁打といずれもリーグワーストに低迷。前カードのヤクルト戦でも40年ぶりの同一カード3試合連続無得点と歴史的な屈辱を味わったばかりだ。

あまりの惨状にチーム関係者も「球団におカネがなくて、も年俸にこだわらないと言っているバレンティンはほしい。ウチはヤクルト時代のバレンティンからよく痛恨の一発を食らったし、外国人枠ではなく日本人扱いなのも魅力。来季こそ貧打を解消してしっかりとした補強をしないと勝てない」と訴える。

来季は強竜打線としてドラゴンズのユニホームに袖を通したバレ砲の勇姿が見られるか注目だ。

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