橋本愛の女優魂を刺激したロマンポルノ 劇場に通いまくった青春時代

橋本愛(東スポWeb)

いまや映画界に欠かせない存在となった女優・橋本愛(25)には意外な過去があった――。

橋本は2010年に映画「告白」に出演し注目を集め、13年に「桐島、部活やめるってよ」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。さらに同年放送されたNHKの朝ドラ「あまちゃん」で一気にブレークした。

そんな橋本がかつて通ったのが、ポルノ映画を上映していた映画館、東京の新橋ロマン劇場と新橋文化劇場だ。橋本は過去に自身のインスタで、18歳になったころ、ロマンポルノやピンク映画を見まくった時期があったと告白している。

「十代特有のディープな文化に興味を持つ時期。ロマンポルノは橋本の欲求を満たし、俳優という仕事のおもしろさを再確認したようです」(芸能プロ関係者)

橋本は28日、都内で行われた第34回東京国際映画祭(10月20日~11月8日)ラインアップ発表会に出席し、映画祭の顔であるフェスティバルアンバサダーに就任した。

コロナ禍における文化芸術の役割について問われた橋本は「人体の危機を医療が救ってくれる。芸術というのは、心の人命を救ってくれるものだと思う。どっちが死んでもダメ。その一端を芸術が担っているんだという意識がすごく強い」とコメント。

さらに「今、しんどい気持ちでいる人に映画に触れて、癒しを得てもらいたい。自分も俳優として作品作りに関わる中で、一つひとつを大事に作っていって、一人ひとりの心に届いてほしいな、という思いでやってます」と話した。

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