衆院選 7者懇 国民、立民候補の勝利に向け 総力結集を確認

「心一つに戦い抜こう」と呼び掛ける連合長崎の宮崎会長(右)=長崎市筑後町、ホテルセントヒル長崎

 長崎県内労働4団体と国民民主、立憲民主、社民の各党県連でつくる7団体懇話会(7者懇、座長・宮崎辰弥連合長崎会長)は28日、長崎市内で会合を開き、次期衆院選長崎1~4区で国民と立民から立候補を予定する4人の勝利に向け、7団体が総力を結集することを確認した。
 連合長崎と平和運動センター、同盟友愛連絡会、中連懇話会、各党県連の代表者が出席。立候補を予定する国民現職の西岡秀子氏(57)、立民現職(比例北陸信越)の松平浩一氏(47)、立民新人の山田勝彦氏(42)と末次精一氏(58)も同席した。7団体は2019年12月、4人を候補として推すことを決めていた。
 冒頭と4人の決意表明以外は非公開。各選挙区の情勢や取り組みを共有した後、▽一丸となって取り組む▽各選挙区の総合選対に7団体の構成員が参画し、総力を結集できる体制を構築▽一斉行動などを企画し実行-の3項目を確認した。
 終了後、宮崎会長は「衆院選に向け大きな弾みになったが、7団体が一つになるだけでは勝てない」として、活動をさらに広げていくと強調した。

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