WC2位のRソックス 最下位オリオールズに痛恨の敗戦

【レッドソックス2-4オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

宿敵ヤンキースとの3連戦で被スイープを喫し、ワイルドカード争いで2位に後退したレッドソックス。残り6試合は下位チームとの対戦が続くため、スケジュール面で有利とみられていたが、ダイヤモンドバックスと並んでメジャー最低勝率のオリオールズを相手に痛恨の1敗を喫した。2本のソロアーチで2点を先行したものの、6回裏に3失点。7回以降は得点を奪えず、8回裏に1点を追加されて2対4で敗れた。

レッドソックスは2回表にカイル・シュワーバーの32号ソロで先制。先発のクリス・セールが5回まで無失点に抑え、6回表にはハンター・レンフローの29号ソロでリードを2点に広げた。ところが、セールが6回裏一死1塁からライアン・マウントキャッスルに32号同点2ランを被弾。続くオースティン・ヘイズにヒットを許したところでマウンドを降り、2番手ハンセル・ロブレスが一死1・2塁とピンチを広げ、ペドロ・セベリーノに勝ち越しタイムリーを浴びた。

打線は2本のソロアーチを放ったものの、わずか3安打に封じられ、逆転を許したあとの3イニングはいずれも三者凡退。8回裏二死1・2塁からライアン・マッケナのタイムリーで4点目を奪われ、4連敗となった。もしマリナーズが今日もアスレチックスに勝利すれば、レッドソックスとマリナーズのゲーム差は0.5となり、マリナーズの20年ぶりのポストシーズン進出が現実味を帯びてくる。なお、レッドソックスの澤村拓一に登板機会はなかった。

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