東京03初の冠コント番組「東京03とスタア」。3人の素顔が詰まったSPコンテンツを配信

日本テレビで10月3日スタートの、東京03(豊本明長、飯塚悟志、角田晃広)の地上波初の冠コント番組「東京03とスタア」(日曜午後1:45、関東ローカル)。その放送後に、Huluで同日放送回の見逃し配信に加え、地上波本編では見られないスペシャルコンテンツも配信されることが分かった。

同番組は、東京03と、毎回異なる“スタア”なゲストが、コントで共演するバラエティー。脚本も毎回さまざまな作家が担当し、初回は東京03の単独ライブなども手掛けている放送作家のオークラ氏が務める。そして、初回の“スタア”には、千葉雄大を迎える。企画・演出は「ゴッドタン」(テレビ東京ほか)などを手掛ける佐久間宣行氏、「有吉の壁」(水曜午後7:00)などを手掛ける日本テレビの橋本和明氏が務め、芸人をよく知る2人が、企画からキャスティング・演出まで担うことでも注目の“実験的コント番組”だ。

Huluでは2種類の特別映像をプラスして独占配信。一つ目は、実力派作家が書き上げたオリジナルコントに、東京03と大物スタアが挑戦するメイン企画「東京03とスタアのコント」のフルバージョン。地上波で放送した映像はもちろん、コントに挑む彼らの貴重なメーキング映像や、コント本番収録後に本音をさく裂させるアフタートークもたっぷり届ける。初回は、東京03&ゲスト・千葉の初出し映像が満載。千葉の意外な素顔や本音も、東京03が深堀りする。

さらに、毎回異なる若手芸人が“東京03とどうしてもやりたいコント脚本”を制作し、“音声のみ”で一緒に演じるミニ企画「東京03とやりたい音声コント」の完全版も独占配信。初回はAマッソ(村上、加納)が名乗りを上げ、東京03と希有なコラボを展開。昨年の「女芸人No.1決定戦 THE W」で初の決勝進出も果たしたAマッソ。彼女たちはお笑い界の先輩にあたる東京03を相手に、どんな笑いを生み出すのか。その全貌が公開される。

メーキングの放送にあたり「初冠ということで浮かれすぎてて、(メーキングの)カメラを気にしていなかったというか、裏側を撮っていたことに気付いてなかったですね」(飯塚)、「何を撮られているのか分からない」(豊本)と笑う2人。また、「メーキング映像を撮ってくれたディレクターが、われわれのガチファンでいてくださったので、本当の裏を撮ってくれてるんじゃないかなー(笑)」(角田)と自然体の3人が収められていることを予想。

音声コントの完全版について飯塚は「新たなくだりを足してちょっと遊びでやってみた!みたいなことなので、なかなか聴けないものになっていると思います(笑)。普段だったらお蔵入りするような、遊びでやってみました!みたいなものになっているので、これは貴重だと思います。絶対に本編(放送)の方が出来はいいんですけどね(笑)。本当に番組が好きな方や、一緒に作ってくれた芸人さんのファンの方にはぜひ楽しんでもらいたいです」、豊本も「本編と比べて聴いてほしいですね〜」とアピールする。

そして、佐久間氏は「私や橋本さんや日テレの優秀な技術チームと東京03が、一つのコントに2〜3時間かけてじっくり作っていく過程がメーキングにはしっかり入っているので、お笑い好きな方にとっては面白いんじゃないかなと思います。あと一番の見どころは、毎回キラキラした目でセットを見る東京03です(笑)。『こんなセットでやれるんだ!』って思う東京03の、いつまでも変わらないコント好きな少年たちみたいなその魅力が、メーキングには余すことなく入っています。コントをやっている東京03って、ちょっと青春みたいなものを感じるんです。メーキングを見てからコントを見ると感動しちゃうかもしれないと思います」と感慨深げ。

加えて「音声コントは、後輩(芸人)たちが東京03をめちゃくちゃリスペクトしていて、全員本気でネタを書いてくれてるんです。だからどのネタも本当に面白い。(若手芸人らは)自分たちが単独ライブでやるようなネタを持ってきてくれていて、その姿勢にも感動したし、若手芸人に好かれている東京03にも感動しました。音声コント完全版のふざけている感じはHuluでしか見れないので、テレビコントとは雰囲気が違って、ちょっとライブっぽい感じになっているのが面白くて楽しめると思います」とメーキングでしか見られないポイントを紹介。

橋本氏は「メーキングは、出演してくださった方々の素が楽しめることと、東京03がセットを見てはしゃぐ姿とか、後輩芸人と仲がいいからこんなやりとりするんだとか、スタア(ベテラン俳優)が来た時は最初遠慮してるんだけど徐々に打ち解けていってアドリブの応酬になっていくんだなとか、どういう過程を経てゲストの方とコントを作っていくのかが見られるので、本当にお得だと思います。『東京03とスタア』を骨の髄まで楽しんでもらうのにはすごくいいコンテンツになっています。それから、東京03と佐久間さんの大ファンで、『有吉の壁』も担当しているお笑い好きな竹内ディレクターがつないでいるので、質問もなかなかディープなところに切り込んでいますし、ファン目線で作られていると思います」と明かし、「音声コントは、どうしても放送だと尺が決まってしまうけど、スタジオではみんなはしゃいで楽しんでコントをやっているので、放送では入れられないという部分もHuluの完全版には入れることができました。こちらもぜひ楽しんでもらいたいですね」と話している。

© 株式会社東京ニュース通信社