韓国整形医「我が国の整形技術はアジア最高」「日本は変化適応できず、中国は韓国人医師スカウト」

韓国の整形医が、最近の整形トレンドや、整形とメンタルの関係について語っている。日本や中国の動向などについても言及している。

参考記事:中国官営紙「整形産業は女子の悩みで稼ぐ」「韓ドラは…整形手術の作品」

韓国の「慶南メディア」は28日、カン・イング=ハヤンメディカル整形外科院長の長文インタビュー記事『生計を一度もしたことがない人はいても、一度だけした人はいない』を掲載し、「整形大国」韓国からみた業界動向について多岐に渡り語っている。

カン医師は、整形手術の費用が最近は非常に安くなっており、特に鼻の手術に関しては「挿入するフィラーが10万ウォン(約9600円)前後、施術時間は5分以内」であり、「術後に鼻に包帯を巻くこともない」と明らかにしている。

カン医師は、最近の整形のトレンドについて、最も多いのは目の手術であり、次に鼻の手術が多いと答えている。二重まぶたにしたり、目を大きくしたりする整形が多く、「アジア系人種の特徴的な細い目を白人のようにするもの」であるとカン医師は説明した。目が変わると顔全体の表情が明るくみえることから、就職活動のために整形を受ける若者も多く、「芸能人たちの鮮やかな目はだいたい整形したとみても良い」と指摘した。

鼻に関しては、「最近では、メスを入れるケースは多くない」とし、「主にフィラーという針で人工物質を満たす手術を多くする」と述べた。また「施術時間も5分内側に短く、コストも10万ウォン前後で安価」であり、施術後の腫れやあざもなく日常生活への復帰が容易であるという。

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カン医師は、整形手術の男女比は、7対3であるとし、意外と男性たちが多いと指摘した。男性たちは目のたるみや、目の下の黒味を除去する手術が最も多いと述べ、これが男性には「確実に若く見える」施術であり、「そのため、施術後、自信回復などの肯定的な効果が多い」と説明した。一方で、75歳や80歳の女性が、繰り返し手術を受けるのをみて、「年齢に関わらず美しさへの渇望は減らない」とカン医師は思ったという。

その上で、整形手術による気持ちの肯定的な変化についてカン医師は説いている。「人々は意外に容姿が自信に及ぼす効果が大きい」とし、「だから、心の病気を治療するには、精神カウンセリングのみが必要なのではなく、外見を好きになると、肯定的な思考が増える場合が多い」と指摘した。

カン医師は、「韓国の整形手術が世界最高という声があるが」という質問には、「そうだ」と認めつつ、「東洋人の成形と西洋人の成形は少し違う」とし、「だから正確に言えば、東洋人の成形においては、我が国が世界最高であることは明らかである。だから、アジア各国で韓国に来て、成形をする人が多い」と強調した。

特に中国人に関しては、韓国に来て手術をする人も多いが、中国の病院が韓国人医師をスカウトするケースもたくさんあり、「中国の病院では、韓国人医師が手術することを宣伝することもある。韓国人医師がいるところに人が集まる」からだと説明した。

続けて、「日本が私たちよりも西洋医学が先に導入されたが整形は韓国が発達した理由は何か」との質問に対しては、「日本が変化に迅速に適応していないようだ」とし、「また、中国の立場から見れば、韓国が日本よりアクセスが良い。そのような面も整形(技術)の発達に寄与した側面がある」と説いている。

参考記事:韓国系米紙「日本は国運が尽きた残念な国」「一つの井戸を掘るだけの垂直思考」

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