「東京放置食堂」に濱津隆之、小宮有紗、橋本マナミ、工藤遥、安藤政信が登場

テレビ東京ほかで放送中の水ドラ25「東京放置食堂」(水曜深夜1:10)の10月6日放送・第4話からは、深夜1:00からの放送時間に変更となることが発表となり、同時に第5~8話の各話ゲストが解禁された。

本作は、東京から120km離れた太平洋に浮かぶ、東京都内の島・大島が舞台。大自然にあふれ、街の喧騒(けんそう)からも遠く離れたこの島での人間模様と島グルメが描かれている。主人公は、これまで数多くの被告人を裁き更生させてきた、曲がったことが大嫌いな元裁判官の真野日出子(片桐はいり)。裁判官として順調にキャリアを重ねてきた日出子だったが、人を裁くことに疲れてしまい、退官を決意する。そして、あることをきっかけに大島に行くことに。そこで出会った、居酒屋を営む若い店主と大島名物・くさやが、彼女の新たな人生の扉を開けることになる。

10月13日放送・第5話では、都議会議員とその秘書が視察のために大島へやって来る。都議会議員・白鳥真澄を濱津隆之が演じる。濱津は「伊豆大島で完全撮影と聞いて『なんと』と思い、片桐はいりさんと聞いて『なんと』とにやついてしまいました。昔から、なんかついつい見てしまうとても魅力的な女優さんだなぁと思っていたのでご一緒できてとてもうれしいです。そういう時代になってしまいましたが、やっぱり生きていくってそういうことだよなと、台本を読んであらためて思いました」とコメント。

白鳥の秘書・久田晶役を務めるのは小宮有紗。「今回演じさせていただいた晶という役は、真面目すぎて一生懸命すぎるが故に、白鳥先生と衝突してしまうのですが、嫌な子に見えないようにというところを特に意識しました」と役柄を紹介する小宮は、「現場でもアベラ(ヒデノブ)監督がとにかく丁寧に一緒に晶の気持ちを考えてくださり、たくさんお話しながらお芝居ができたのですごくありがたかったです。そして、片桐さんとご一緒できたことが本当に光栄でした! 大島の画面を通してでも伝わるであろう大自然のパワーに、日々の疲れた心を癒やされていただきたいです!」と充実した時間を振り返った。

また、第6話は、ドラマの取材のために脚本家が大島へやって来る物語。脚本家・宮田洋子に扮(ふん)するの橋本マナミは、「まず台本を読んだ時は、あまりに切なくて涙が出てしまったのですが、その気持ちを大切にして本番も演じることができました。共演の片桐はいりさんも2度目の共演だったので、役柄的にも包み込んでくださる包容力があり、そしてチャーミングで笑いをこらえるのが大変なシーンもありました。そして伊豆大島の空気とエネルギーを感じながらやるお芝居はぜいたくな空間でした」と大島での撮影を楽しんだ様子。

第7話では、家族に放置された女子高生が大島へ。女子高生・日高真琴役を務めるのは工藤遥。工藤は「火山島で少し遅れた夏休みを過ごしました。片桐さんの隣に座って一緒に海を眺めながら、お芝居ができるぜいたくな時間に感謝でいっぱいです。大島の大自然の中にスッと溶け込む出演者の皆さまのおかげで、短い滞在期間ではありましたが目いっぱい、空気を吸い込んできました」と明かし、どこか休日のような穏やかな環境で、自然な芝居ができたようだ。

そして、第8話は、仕事を休んで大島を1人で訪れるサラリーマンの物語。サラリーマン・東耕太郎役は安藤政信だ。「映画愛の強いアベラくんから2回もオファーしてもらえて光栄です。出演できて島の異空間に旅をできたこと、すてきな食堂にたどり着いたこと、回想しています。くつろいで皆さんに見てもらえたら」とメッセージを寄せている。

さらに、舞台となっている伊豆大島をPRするために「東京放置食堂」と東海汽船がコラボし、東京竹芝発着の伊豆大島往復「東京くさやきっぷ」が10月1日から発売。この「東京くさやきっぷ」は、10月6日~12月28日の期間で利用できる高速ジェット船(往路)と、大型客船さるびあ丸(特2等・復路)のお得なチケットで、大人1人・9380円で利用できる。なんとドラマにもたびたび登場する大島名物・くさやのお土産もついてくる。詳細は東海汽船公式サイト(https://www.tokaikisen.co.jp/news/262647/)をチェック。

本日9月29日放送・第3話では、六法全書を読む日出子に男の子が近づいてくる。男の子は、日出子に「裁判官だったから、悪いヤツに恨まれてない?」と尋ねられる。その言葉を聞いたせいか、夕方、小宮山渚(工藤綾乃)と歩いている時に、背後に誰かつけてきていないか気になってしまう。そんな予想が的中したのか、大島に山中正平(竹中直人)がやって来る。「女にケジメをつけに来た」という正平。その女とは、まさかの日出子!? 果たして2人の間には一体何があったのか?

© 株式会社東京ニュース通信社