横浜DeNA牧、球団新人最多安打を更新 三回に二塁打

横浜DeNA・牧(資料写真)

 横浜DeNAの牧秀悟内野手(23)が29日、ヤクルト22回戦(神宮)の三回に右越え二塁打を放って今季の安打数を118とし、球団の新人最多記録を62年ぶりに更新した。

 ドラフト2位ルーキーの牧は28日のヤクルト戦で、1959年に桑田武が打ち立てた117安打に並んでいた。

 3月26日の巨人との開幕戦で「5番・一塁」でデビューすると、翌27日に巨人・高梨からプロ初安打をマーク。8月25日の阪神戦ではプロ野球史上初となる新人のサイクル安打を達成した。

 この試合前まで打率2割8分7厘、62打点、19本塁打、54得点。これまで10度の猛打賞、23二塁打と球団の新人記録を更新してきた。

 今後は2003年に村田修一(現巨人コーチ)がマークした二塁手最多の25本塁打、1959年の桑田武が持つ64得点の更新が期待される。

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