【東京女子】SKE荒井優希がアジャコング戦へ前のめり「成長した姿を見せられるように頑張ります」

調印式&記者会見で火花を散らした(左から)宮本もか、アジャコング、荒井優希、渡辺未詩(東スポWeb)

東京女子プロレスで活躍するアイドルグループ「SKE48」の荒井優希(23)を恐怖の裏拳が襲う? 東京女子プロレス・10月9日の東京・大田区総合体育館大会の会見が29日に東京・明治記念館で行われ、タッグ戦に出撃する荒井が初対戦となるアジャコングと対面した。

今年5月にプロレスデビューした荒井は7月に初勝利を挙げるなど順調にステップアップ。8月に新型コロナウイルスに感染し2大会を欠場するアクシデントはあったが今月頭から活動を再開、リング復帰も果たした。

今回はビッグマッチとなる大田区大会で渡辺未詩と組んでアジャ、宮本もか組と対戦する。初となる他団体選手との対戦でいきなりレジェンドと激突することになった荒井は「女子プロレスといえばアジャさんという印象。そんな人と試合ができてうれしいです。デビューから5か月で経験は浅いですが、学んだことをアジャさんにぶつけて、成長した姿を見せられるように頑張ります」と意気込んだ。

すると一方のアジャは「大田区体育館という場所で、ある意味注目されるカードに入れていただけるのはありがたい。どういう試合になるかは見てのお楽しみ、というところで」とニヤリ。さらに荒井を一瞥すると「過去に豆腐プロレスでの絡みはありますが、今回はお互いにプロレスラーとして、プロレスというホームリングで、SKEの荒井優希さんではなく、プロレスラーの荒井優希選手と対戦するわけですから。豆腐と違った形になるのは当然だし、荒井選手もその覚悟で来ると思う。プロレスラー・アジャコングとして荒井選手に対峙したい。ある意味〝普通のプロレス〟です」と忖度なしを予告した。

荒井も負けてはいない。このアジャからの通告に笑顔で「プロレスラーとして対峙していただけると言っていただけてうれしいです!」と喜んでみせる。アジャの〝普通のプロレス〟と言えば裏拳に一斗缶と凶暴かつ破壊力抜群の攻撃が欠かせないのだが…。荒井はその餌食になってしまうのか、それとも――。

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