【自民党総裁選】河野太郎氏の一問一答:総裁選への再挑戦「またチャンスがあれば」

自民党総裁選を終え、取材に応じる河野氏=29日午後、東京都内のホテル

 自民党総裁選での敗北が決まった河野太郎行政改革担当相(衆院神奈川15区)は29日、記者団の取材に応じ、「私の力不足だった」と敗因を語った。主な一問一答は以下の通り。

―総裁選の受け止めを。

「私の力不足であり、非力な候補者をここまで応援してくれた多くの仲間、また党員、議員の皆さん、地方議員の皆さん、そして国民の皆さんに私の力不足をおわび申し上げるとともに、ここまで支えてくださったことにあらためて感謝申し上げたい」

―決選投票では都道府県票39票を獲得し、他の候補者を上回った。

 「あまり結果についてとやかく申し上げるよりは、これで結果が出たので、自民党として、またしっかりと一つにまとまって歩み始めなければいけないと思う」

―新総裁になった岸田さんに一言。

 「岸田新総裁には私が当選1回のときの遺伝子組み換え食品の表示の問題、消費者問題特別委員会でいろいろ一緒に仕事をさせていただいた。それ以来、大変お世話になっているので、しっかりと日本の舵取りをやっていただけると思う。全力で支えていきたい」

―1回目の投票で地方票は1位を獲得したものの、議員票は3位だったが、どう分析するか。

 「もう結果が出たので、しっかりとこれから前を向いていきたい」

―次回以降の総裁選へのチャレンジは。

 「またチャンスがあれば、しっかりやっていきたい」

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