中日は29日の巨人戦(バンテリン)で投打の歯車ががっちりかみ合い5―0で快勝。先発の松葉が5回4安打無失点の力投で今季6勝目をマークすれば、打線は今季初スタメンの岡林の犠飛や福留の適時打などで得点を重ねた。
以下は与田剛監督(55)の一問一答。
――松葉は初回に打球が直撃するアクシデント
与田監督 本当にびっくりした。顔面に直撃したかと思った。痛みは絶対にあったと思うが、本当によく投げました。一瞬、痛みとか、しびれとか、いろいろあって苦しかったと思うけど、よく投げました。
――本人が行けると言ってきたのか
与田監督 問題ないということだったので、とにかく何かあったら知らせてくれということで、5回までよく投げてくれた。
――打線もつながった
与田監督 守備も非常にリズムが出るような守りもあったし、若手の岡林であり、昨日に引き続き福留であり、そういったところの活躍が非常に目立ったのでは。
――2年目の岡林はプロ初打点をマークするなど存在感を発揮した
与田監督 他の若手もまだファームにいますけど、こうやってどんどん世代交代ができるような選手が出てきてほしい。結果が出れば本人たちも自信になる。
――一軍で岡林に期待することは
与田監督 守備もかなり良くなったし、機動力、そして打撃の状態もいいということで一軍に上げた。そのすべてを期待している。もちろん、まだまだこれから、どんどんいろんなことを経験していかないといけない。
――地に足がついていた
与田監督 比較的に最初から落ち着きがあったと思う。そう見てもらえるのはうれしい。
――打線は送りバントや犠飛などできることをきっちりやった
与田監督 昨日も三ツ俣が2打席続けてバントをして結局、点にはならなかったが、二塁、三塁に走者を進めてプレッシャーをかけることを目標としている野球なので、そういうことができるようになれば勝機は出る。