欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグE組のバルセロナ(スペイン)は29日(日本時間30日)に敵地でベンフィカ(ポルトガル)に0―3で敗れ、クラブ史上初となる開幕2連敗となった。
開始直後の前半3分に失点したバルセロナはその後、猛攻を仕掛けるもなかなかゴールが奪えない。後半も主導権を握って敵ゴールに迫るものの、24分、34分にゴールを許した。CL初戦となったバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)戦に0―3で敗れたのに続き、屈辱の惨敗。この試合を含めて直近5試合は1勝2分け2敗となった。
すでに各メディアで解任がささやかれているバルセロナのロナルド・クーマン監督(58)は「この結果を受け入れるのは難しい。スコアが私が見た試合に対応しているとは思わない」とし「チームのレベルについて議論するつもりはない。何年も前のチームと比較しても意味がない」とも語っていたが、この敗戦で更迭は不可避となったようだ。