“ニチアサ”枠で放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』。話題を読んだマンガ回に続き、テニス回が大反響を呼びました。数々の『テニプリ』パロディや『テニミュ』出身の増子敦貴さんの活躍に注目です!
毎週日曜日、朝9時30分より放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系)。9月19日(日)に放送された第29カイでは、人々をテニスボールに変えてしまう敵、テニスワルドが出現しました。
タイトル「王子のねらい、知ってるかい?」や予告映像の内容を受け、放送前から「テニプリ臭がする……」と界隈をザワつかせていたのですが、いざ放送されると予想以上に『テニスの王子様』の世界が広がっていた……! と大反響を呼びました。数々の『テニプリ』パロディや『テニミュ』俳優、増子敦貴さんのパーフェクトテニスとは?
DVD『スーパー戦隊シリーズ 機界戦隊ゼンカイジャー VOL.1』画像
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『テニプリ』『テニミュ』パロディの数がすごい…!
テニスでしかダメージを与えられないというテニスワルドをどう倒すのか介人(駒木根葵汰)たちが悩む中「決まってんだろ。テニスするんだよ」とゾックス(増子敦貴)のひと声でテニス開始!
ストーリー内には『テニプリ』や『テニミュ』を思わせるパロディがいくつも登場しました。
崖登り、川で手ぬぐいを素振り、乾汁よろしくフリント汁、燕返し、ツイストサーブ、分身ダブルスなどなど。
また、「俺様の妙技に酔っちゃいな」「油断せず行こう!!」「リズムに乗るぜ!!」「お前の五感、奪ってやる」「勝ったもん勝ちだ」といったセリフも飛び出し、終始お茶の間を沸かせてくれました。
SNSは「もうお腹痛いwww」「思った数千倍テニヌw」「これちゃんと細かく見たらもっとパロディありそう……!」「これもう伝説でしょ」「ぶっ込みすぎてすごいw」など大盛り上がり。
“テニスは格闘技だろ”増子敦貴のパーフェクトテニス炸裂!
そんなテニス回で注目の的となったのはやはり、『テニミュ』で白石蔵之介を演じた増子敦貴さん。
テニスについて「漫画で読んでさ」「やってみたら俺、向いてんなって」と華麗なラケット捌きと、さらにあの美しい“エクスタシー”ポーズでまさに“無駄のないテニス”を披露してくれました。
今回は所作や立ち方、目線にも常に『テニミュ』みが溢れていましたね。「これが基礎に忠実でパーフェクトなテニス」とパーフェクトテニスを徹底する白石蔵之介すぎるセリフも!
また、「テニスは格闘技だろ」という名言(!?)も誕生!
SNSでは「テニプリ基準では多分そう」「あんたほどのテニミュ俳優が言うなら……」「増子くんが言うとめっちゃ説得力あるなw」「うーん否定できないw」「それはテニヌ……」とこのセリフに多くの視聴者が反応していました。
この言葉に対する「自分の知ってるテニスじゃないんだが……」というマジーヌの反応には「まさにテニプリ初見の私の反応だわ」「全視聴者の声w」と共感が。
続く「ゾックスさんの読んだテニスの漫画というのは一体どんなストーリーなんですか!?」とブルーンの反応も『テニプリ』を彷彿とさせるセリフでした。
増子さんの活躍ぶりには「ゾックス、テニミュが染み付いてる」なんていう声も。ゾックスが漫画好きであることと、増子さんが『テニミュ』俳優であることの2点がうまく活きた演出の連続に視聴者もより楽しむことができたようです。
元ネタは…テニミュ俳優・青木瞭も反応!
また、「テニスは格闘技だろ」は『テニプリ』好きなら納得してしまう、あの超次元テニス喩えたセリフかと思いきや実は『テニミュ』の楽曲「幕は切って落とされた」の歌詞“テニスは格闘技ではない”から来ているのでは……と囁かれているよう。
『ゼンカイジャー』をリアタイ視聴していた様子のテニミュ俳優・青木瞭さんはすかさず「テニスはしかも格闘技ではない」「ラケットは人を傷つけるためにあるんじゃない」と反応。
その他にも「え?僕出れませんか。ちょっとだけでいいので。。」「おいそれやるなよ!増子さん!」などの呟きも残しており、『テニミュ』仲間の活躍を楽しんでいたようです。
制作陣のゼンカイすぎる『テニプリ』オタクっぷりも話題に!
視聴者の予想を遥かに超える「テニス回」となりましたが、放送を振り返る東映公式サイト掲載の「ゼンカイ備忘録」には制作陣の『テニプリ』愛が炸裂していると話題を呼んでいます。
「戦隊ができるレベルを超えている」との爆弾発言や、まさかの現在公開中の映画『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』の宣伝まで!?
その熱量に、「一文目から腹抱えて笑った」「めっちゃ面白いからみんな読んで」「無法地帯すぎるw」とコメントが。まだチェックしていない人は、ぜひ読んでみてくださいね。
さて、『テニプリ』『テニミュ』の世界を濃密に再現した第29カイ。
実は、ステイシーことサトシ(世古口凌)が宗方コーチのようにネットを飛び越えたり、「コートでは誰でも一人きり」と『エースをねらえ』や「お前ならできる! ネバーギブアップだ!!」と松岡修造さんを連想させる『テニプリ』以外のテニスネタも盛り込まれていました。
どんなパロディ演出があったのか、もう一度振りながら観てみるのも楽しそうですね。
【機界戦隊ゼンカイジャー】<第30カイ!>10月3日(日)放送 予告動画
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