キャンプにおすすめの車8選!ソロ・デュオ・ファミリー・海or山派などタイプ別に紹介

オートキャンプに欠かせない車。キャンプにはどんな車がいいのか、気になったことはありませんか?これからキャンプを始める人、もっとキャンプを楽しみたい人に、自動車関連業界で10年勤務した経験を持つファミリーキャンパーの筆者が、おすすめの車をご紹介します。キャンプの人数や、目的地に合わせた車をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【ソロキャンプにおすすめの車】カスタマイズを自在に楽しめるスズキ「ジムニー」

【ソロキャンプの車選びのポイント】

ソロキャンプは、自分だけのこだわりの時間を演出できるのが大きな魅力。

個性的なカスタムができる車なら、ソロキャンプをさらに楽しめるはず。

スズキのジムニーは、軽自動車でありながら、ジープのようなアウトドア感たっぷりの外観デザインを誇っています。

小回りの利くコンパクトな車体で、悪路でも力強く走行し、荷物をたくさん積んで車中泊をすることもできます。

カスタムパーツの種類が豊富なので、自分だけのジムニーを作り上げることができ、こだわりのソロキャンプを楽しめるはず。

人気のキャンプギアメーカー「ogawa」とコラボしたジムニー用のカータープなど、魅力的なカスタムパーツが揃っています。

【デュオキャンプにおすすめの車】コンパクトで荷物がたくさん積めるスズキ「ハスラー」

【デュオキャンプの車選びのコツ】

2人でキャンプを楽しむデュオキャンプなら、荷物をたくさん積めて、使い勝手の良い車がおすすめです。

コンパクトで小回りの利く車なら、ストレスを感じることなくキャンプ周辺のドライブも楽しめるはず。

スズキの軽自動車「ハスラー」は、小回りの利く走りやすさと、荷物をたくさん積める便利さでキャンパーから人気です。

豊富なシートアレンジにより、車中泊を楽しむこともできます。

ハスラーは「フェニックスレッドパール」や、「アクティブイエロー」、「チアフルピンクメタリック」などポップなデザインカラーも人気で、キャンプをオシャレに彩りたい人にもおすすめです。

▼ハスラーで車中泊する際におすすめのアイテム等はこちらの記事でも紹介しています!

【ファミリーキャンプにおすすめの車】人気のミニバン! ホンダ「フリードプラス」&三菱「デリカD:5」

【ファミリーキャンプの車選びのコツ】

ソロキャンプやデュオキャンプよりも、人数が増えるファミリーキャンプ。

ゆとりのあるシートと、荷物がたくさん積める荷室があるクルマなら、快適にキャンプを楽しむことができます。

ホンダ フリードプラス

筆者撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17400195

ホンダのコンパクトミニバン「フリードプラス」は、コンパクトミニバンの中でトップクラスの販売台数を誇る3列シートの「フリード」の派生モデルで、2列シートで広いラゲッジスペースを備えています。

荷室の側面にはフックなどを取り付けられる「ユーティリティナット」や、スマートフォンを充電できるアクセサリーソケットなどの設備が充実しており、カスタマイズして快適な車中泊を楽しむこともできます。

5歳と7歳の子供を持つファミリーキャンパーの筆者も愛用中の車で、家族でのお出かけやキャンプに大活躍しています!

筆者は運転があまり上手ではないのですが、フリードプラスはコンパクトで小回りが利くので、ストレスなく乗れています。

「大きいミニバンは運転が不安だな…」というパパ・ママにもおすすめです。

▼フリードプラスの詳しいレビューはこちらの記事を参考にどうぞ!

三菱 デリカD:5

三菱の3列シートミニバン「デリカ」は、発売から14年経つ現在も根強い人気を誇る車です。

悪路にも強いたくましさと、広い車内で人数や荷物の量に合わせてシートアレンジしやすい点がアウトドアシーンで支持されており、キャンプ場でもよく見かけます。

4人家族なら3列目シートは跳ね上げて荷室として活用することもでき、2列目と3列目のシートを倒せば車中泊もOK。

家族の人数が多く、3列目シートも利用するなら、ルーフボックスの設置を検討してみても。

ルーフボックスを載せているデリカは、キャンプ場でもよく見かけます。

ファミリーキャンプでは荷物が多くなりがちなので、たくさん荷物を積みたい人には、ルーフボックスはとてもおすすめです。

▼筆者も「inno(イノー)」のルーフボックスを愛用しています。

【山キャンプにおすすめの車】日産のSUV「エクストレイル」なら坂道も力強く走れる!

【山キャンプの車選びのコツ】

山へキャンプに行くなら、坂道でも力強く走れるSUV車がおすすめ。

SUVとはスポーツ・ユーティリティー・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略で、スポーツやレジャーに適した装備を備えた車のことです。

日産のSUV「エクストレイル」は、大きなタイヤと高めの車高で、曲がりくねった山道や急勾配の道もスムーズに力強く走れます。

アウトドアシーンはもちろん、街中でも快適に走れる使い勝手の良さが、多くの支持を集めています。

筆者は以前、北海道の札幌市に住んでいたのですが、エクストレイルがたくさん走っており、その人気ぶりに驚きました。

【海キャンプにおすすめの車】トヨタ「ランドクルーザープラド」ならオフロードで心強い走り!

【海キャンプの車選びのコツ】

海にキャンプに行くなら、海岸や砂浜などの荒れた路面も走れるタフな車だと心強いですね。

アウトドアに適していない車だと、砂地などではまってしまい、身動きが取れなくなってしまう恐れがあります。

タフな車なら、キャンプに合わせてサーフィンやSUP(スタンドアップパドルボート)といった人気のマリンスポーツも楽しみやすくなるはず。

トヨタのSUV「ランドクルーザープラド」は、アウトドア向きの本格的な4WDでありながら、快適な車内空間も手に入る、海でのキャンプにもぴったりな車です。

オフロードでの走行性能の高さはもちろん、街中でも走りやすい利便性の高さから、世界170か国で販売されている人気の車種です。

5人乗りと7人乗りが選べて用途に合わせて車内空間をアレンジしやすいうえ、荷室が広いのでサーフボードなども積みやすく便利です。

【おしゃれキャンプにおすすめの車】フランス生まれの「カングー」&キャンパー憧れ「ワーゲンバス」

キャンプでは、カラフルなキャンプギアを自分好みに配置するなどして、オシャレさを追求して楽しむ人も少なくありません。

オシャレな車でキャンプに出掛ければ、さらにテンションがアップすること間違いなし。

ルノー カングー

オシャレキャンパーから圧倒的な支持を得ているのが、フランス生まれのミニワゴン、ルノー・カングー

手ごろな価格でありながら、広い荷室にたくさんの荷物を積み込むことができ、オシャレなデザインを楽しめるのが魅力です。

自然になじむブラウン「マロン ショコラ」のほか、明るいイエローの「ジョン アグリュム」、鮮やかなブルー「ブルー エトワール」などオシャレなカラーデザインがそろっています。

フォルクスワーゲン タイプ2(ワーゲンバス)

レトロでオシャレな車としてキャンパーから絶大な人気があるのが、フォルクスワーゲンのワンボックスバン、通称「ワーゲンバス」です。

正式にはフォルクスワーゲンの「トランスポーター」という車で、主に「タイプ2」という型式のモデルが「ワーゲンバス」として人気を集めています。

デザイン性の高さに加え、個性豊かにカスタマイズすることができ、長年にわたりファンの心を掴んで離しません。

現在は生産が終了しているため、中古車市場で探す必要がありますが、ワーゲンバスとの出会いを探すその過程も、きっとかけがえのないものとなるでしょう。

お気に入りの車でキャンプを楽しもう! 人数や用途に合わせて最適な車種を選ぼう

オートキャンプでは、車はキャンプ場への移動に欠かせず、キャンプサイトでも休憩スペースや車中泊に活用されるなど、長い時間を過ごす大切な存在です。

お気に入りの車で出かければ、キャンプはもっと楽しくなるはず。

キャンプの人数や行先、用途などに合わせて、最適な車を選んでみてくださいね!

筆者もキャンプを始めてからホンダの「フィット」から「フリードプラス」に乗り換えましたが、キャンプをきっかけに車を乗り換える人は少なくありません。

車の乗り換え時にも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

▼ハピキャンライターさんのキャンプでの車の使い方や、カーキャンパーさんのカスタム事例もぜひ車選びの参考にしてみてくださいね!

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