市川海老蔵 家で子供と環境問題を語らう「パパが子供のころは水道から水を飲んでいたんだよ」

市川海老蔵

歌舞伎役者・市川海老蔵(43)が30日、都内で特別公演「アース&ヒューマン」(10月28日から、福岡・弁天座など全国8か所で開催)の製作発表会見を行った。

公演は、地球上の自然などを未来の子供たちに引き継いでいくため、人間の暮らしの基盤となる持続可能な地球環境の実現に寄与することが目的。舞踊の他、能の太鼓などを使って演奏する演目、環境問題についてのスペシャルトークも行われる。

海老蔵は、植樹プロジェクト「ABMORI(えびもり)」を2014年から開催。今年2月にはNPO法人を設立し、代表理事を務めている。

「NPO、ABMORIをやっていたことと同時に、歌舞伎をやっているということで、つなげながら何かできないかというのを企画していた。子供たちも参加しながらできたらと思っていた。具体的になる第一歩の公演の形になるのかなと思う」

公演に参加予定の長女・麗禾ちゃん(10)、長男・勸玄くん(8)は、植樹プロジェクトにも参加。

家庭でできる環境問題への取り組みについて問われると「ペットボトルの水を買うのが当たり前だけど『パパが子供の時は、水道から水を飲んでいたんだよ』『君たちが大人になる時には、地球を人間が皆で汚しているから、必ず(地球環境に)変化が起こるから、アンテナを張っておいた方がいいよ』と言っている」「無関心ではないことが重要かなと思う」と述べた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社