高校側に3千万円の賠償命令

福岡いじめ自殺、二審で増額

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 2013年に福岡県の私立高3年の男子生徒=当時(18)=が自殺したのはいじめが原因だとして、遺族が高校を運営する学校法人に損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁は30日、一審福岡地裁と同様に学校側責任を認めた上で賠償額を増やし、約3千万円の支払いを命じた。

 今年1月の一審判決は学校側に約2600万円の支払いを命令。高裁の森冨義明裁判長も一審に続いて学校は自殺を予見できたと認め「危機管理マニュアルなどに従って具体的な対策をしていれば回避できた」と指摘した。損害額の算定で、生徒が得られたはずの逸失利益分を増額した。