東大寺秘仏の復元模型を一般公開

東京芸術大が制作、奈良

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奈良市の東大寺ミュージアムで報道陣に公開された秘仏・執金剛神立像の復元模型2体=30日

 東京芸術大の保存修復彫刻研究室が制作した東大寺法華堂の秘仏・執金剛神立像(国宝、奈良時代)の復元模型2体が、30日、報道陣に公開された。奈良市の東大寺ミュージアムで10月1日から来年3月まで一般公開される。

 執金剛神は金剛杵という法具を持って仏法を守護する神で、像は高さ173センチ。実物は毎年12月16日にだけ公開されている。

 研究室によると、1体は実物と同じように、木の骨組みに土を盛って形成し、当時の彩色を施すなど忠実に再現した。もう1体は漆を使った技法で作った。

 制作した同研究室の重松優志さんは「文化財と同じように展示していただき感慨深い」と喜んだ。