イプシロン5号機、10月1日午前9時51分に打ち上げ予定 鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所から

JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)は、イプシロンロケット5号機の打ち上げを10月1日(金)午前9時51分21秒(日本時間)に、内之浦宇宙空間観測所から実施すると発表しました。

打ち上げの予備期間は10月2日(土)から11月30日(火)に設定されています。このミッションで搭載されるのは、「革新的衛星技術実証2号機」(RAISE-2)と4基の超小型衛星、4基のキューブサットです。RAISE-2は革新的衛星技術実証プログラムとして大学や研究機関、民間企業などから公募した部品や機器などに実証の機会を提供するミッションです。

【▲ イプシロンロケット5号機のイメージ(Credit: JAXA)】

イプシロンロケット5号機の打ち上げは、JAXAのYoutubeイベントライブ配信専用チャンネルにて生配信される予定です。またツイッターではハッシュタグ「#イプシロン応援」をつけて投稿することを呼びかけています。

ファン!ファン!JAXA!では打ち上げに関する特設サイトが開設されており、イプシロン5号機とRAISE-2について、まるごと知ることができます。例えば、9月17日に同サイトで公開された「イプシロン5号機×革新2号機のプラネットキューブ展タスペトリー紹介」があります。視覚的かつ分かりやすくこのプロジェクトを説明しています。元々は筑波宇宙センターで行われた企画展だったものの、緊急事態宣言を受けて閉館してしまったということです。サイト内では「より多くの方にご覧いただきたく、こちらでご紹介をさせていただきます」と発表しています。このタスペトリーの他にも、搭載される機器や超小型衛星、イプシロンロケットの組み立てなどを説明した動画が掲載されています。

なおイプシロンロケットの打ち上げは2019年1月18日以来となります。

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Credit: JAXA
Source: JAXA特設サイト
文/出口隼詩

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