韓国代表監督に〝国民的打者〟李承燁氏が浮上 五輪メダルなしからの立て直しへ

李承燁氏

東京五輪の野球日本代表は金メダル獲得した一方で2008年北京五輪金メダルからの連覇を狙った韓国代表は4位に終わった。再建が急務となる中、次期監督としてロッテや巨人でプレーした李承燁氏(イ・スンヨプ=45)が浮上している。韓国紙「スポーツソウル」など複数の同国メディアが報じた。

金卿文監督(キム・ギョンムン=62)が、東京五輪での指揮を最後に任期満了で退任した中、東京五輪のふがいない結果を払拭するべく、チームの若返りも進めていかなければならず、指揮官もフレッシュな人物が求められているという。来年には杭州アジア大会(中国・杭州)が控えており、早急な人選も必要な状況だ。

そんな中で白羽の矢が立ったのは、韓国の〝国民的打者〟。現在、韓国プロ野球の広報大使や同国テレビ局「SBS」で解説委員を務めており、就任に支障はなない。指導者経験こそないものの、現役時代の実績は申し分ない。韓国では通算467本塁打、通算1498打点点を記録。巨人時代の2006年に41本塁打をマークした。

まだ候補段階のようだが、日本でもおなじみのスラッガーが韓国代表の再建に立ち上がることになるのか。

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