DeNA・牧が2打席連続弾&球団3人目快挙! 新人21号で阪神・佐藤輝と2本差

DeNA・牧

ハマのルーキーの勢いが止まらない。DeNAの牧秀悟内野手(23)が30日、ヤクルト戦(神宮)で2打席連続アーチを放った。

初回二死の第1打席。相手先発のサイスニードに追い込まれてから6球目を振り抜くと、バックスクリーン左へ叩き込んだ。26日の広島戦(横浜)以来、3試合ぶりとなる先制の20号ソロ。この一発で球団では1959年の桑田武、2003年の村田修一と並んで18年ぶり3人目の新人20号本塁打となった。

「打ったのはスライダーです。弾道は低かったですが、しっかり自分のスイングで強く叩くことができました。先制することができうれしいです」と気合の入った表情でコメント。

そして同点で迎えた3回二死の第2打席でもカウント2―2から外角球を強振。グングン伸びた打球は再びバックスクリーン左へ入り込み、2打席連続の勝ち越し21号ソロとなった。

ゆっくりとダイヤモンドを一周したルーキーはベンチ前でチームメートに祝福され、やや遠慮気味に笑みをのぞかせた。

これでセ新人で本塁打トップの阪神・佐藤輝とは気が付けば2本差。広島・栗林も加えた新人王争いはデッドヒートとなりそうだ。

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