台風16号接近 1日午前が雨のピーク、暴風警報の可能性も

 台風16号の接近に伴い、神奈川県内では1日午前が雨のピークとなる見通しだ。横浜地方気象台は1日夕までの24時間で東部、西部ともに100ミリの雨を見込んでいる。海上を中心に風が強まり、波浪警報に加えて、暴風警報を発表する可能性があるとして注意を促している。

 気象台によると、1日は昼前にかけて、1時間に30ミリの激しい雨が降る恐れがある。最大風速は陸上で18メートル、海上では23メートルと予想。相模湾で5メートル、東京湾(三浦半島)で4メートルが見込まれる高波の影響は夜まで続くとみている。

 国土交通省関東地方整備局や東京管区気象台などは、土砂崩落の危険性がある道路や冠水の恐れがあるアンダーパス(立体交差式地下道)などの通行を控えるよう、ドライバーに呼び掛けている。

© 株式会社神奈川新聞社