阪神・西勇は7回途中4失点で降板 矢野監督「前回より良かった」と評価

7回途中で降板した阪神・西勇

阪神・西勇輝投手(30)が30日の広島戦(甲子園)に先発登板し7回途中を5安打4失点。敗戦投手こそ免れたが、3回5失点で降板した前回登板・巨人戦(24日、東京ドーム)のリベンジを果たすことはできなかった。

初回に味方打線が幸先よく2点を先制するも、直後の2回に鈴木に31号ソロを被弾。4回にも鈴木に2打席連続となる32号2ランを浴びた。7回に一死二、三塁のピンチを招いた時点で交代を告げられた右腕は「初回からとにかく腕を振っていくと決めていました。その中で坂本がいいリードをしてくれました」とこの日の投球を振り返った。

矢野監督は「7回までいってくれればいいなと思ったんだけどね。いいボールはいっていた。前回より状態は良かった」とこの日の右腕を評価したがチームは最終的に4―5で敗れ、Bクラス・広島相手に痛すぎる同一カード3連敗。西勇は今季ここまで5勝9敗、防御率3・84。〝エース〟と呼ぶにはあまりにも寂しすぎる数字が並ぶ。

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