【新日本・G1】鷹木がKENTA下し1敗死守 飯伏戦へ「リハビリに付き合うつもりはない」

ラスト・オブ・ザ・ドラゴンでKENTAを仕留めた鷹木

新日本プロレス30日後楽園大会「G1クライマックス」Aブロック公式戦で、IWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟(38)がKENTA(40)を下し1敗をキープした。

生命線でもある右腕を集中的に攻められた鷹木は、串刺し攻撃がレフェリーに誤爆してしまうと無法状態となったリング上でイス攻撃まで浴びてしまう。さらにGAME OVERで捕獲されるなど窮地の連続だ。

それでも投げっぱなしドラゴンスープレックス、スライディング式エルボーで形勢逆転すると、痛む右腕で気合のパンピングボンバー一閃。ラスト・オブ・ザ・ドラゴンは切り抜けられ、金具むき出しのコーナーに顔面を叩きつけられそうになるが、体を入れ替えてKENTAを激突させる。そのままラスト・オブ・ザ・ドラゴンをさく裂させて3カウントを奪ってみせた。

これで3勝1敗として鷹木は試合後のリング上で「まだまだ! 決勝に残るチャンスはあるよな。次の相手は10・3名古屋、飯伏幸太か。(話が長いため中略)そりゃ俺も楽しみだぜ。だがよ、最近の飯伏を見ていると、俺はどうも物足りねえよ。ハッキリ言って魅力を感じない。飯伏! いい機会だから言っとくけど、俺はお前のリハビリに付き合うつもりはないからな!」と宣戦布告。昭和57年会のライバルとの大一番へ向け気勢をあげた。

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