女子ゴルファー日本一を決める「第54回日本女子オープン選手権」(賞金総額1億5千万円、優勝賞金3千万円)が30日、栃木県那須烏山市大桶の烏山城カントリークラブ(6550ヤード、パー71)で開幕し、約2800人のギャラリーがトッププロらの熱戦を見守った。大会は3日まで。
日本女子プロ選手権など国内4大メジャー大会の一つで、本県では5年ぶり3回目の開催。快晴、微風の好コンディションの中、東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(いなみもね)ら120選手が一打にしのぎを削った。
初日はツアー14勝ながら公式戦未勝利の上田桃子(うえだももこ)が5アンダー66の好スコアで単独トップに立ち、連覇を狙う原英莉花(はらえりか)や2019年全英女子オープン覇者の渋野日向子(しぶのひなこ)らが2打差の4位につけた。3週連続優勝を狙う西村優菜(にしむらゆな)と稲見は1アンダー70で30位スタートとなった。