朝鮮の新型対空ミサイルの試射 双舵制御、2重インパルス飛行などを検証

9月30日に行われた新型対空ミサイル試射(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 朝鮮の国防科学院は、9月30日に新たに開発した対空ミサイルの総合的戦闘性能と共に発射台、探知機、戦闘総合指揮車の運用実用性を実証することを目的とする試射を行った。

今回の試射では、双舵制御技術と2重インパルス飛行エンジンをはじめ重要新技術の導入によるミサイルコントロール・システムの速応性と誘導正確度、空中目標掃滅距離を大幅に伸ばした新型対空ミサイルの性能が検証されたという。

国防科学院は、9月11、12日に新たに開発した新型長距離巡航ミサイルの試射、28日に極超音速ミサイル「火星8」型の試射を行っている。

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