バルセロナ新監督候補に元J1神戸監督のリージョ氏が急浮上 クーマン監督の後任争いが過熱

ファンマヌエル・リージョ氏

スペイン1部バルセロナで解任が決定的と報じられているロナルド・クーマン監督(58)の後任候補にJ1神戸を指揮していたファンマヌエル・リージョ氏(55)が浮上していると、同国紙「ムンド・デポルティボ」が報じている。

同紙によると、バルセロナは「クーマン監督の将来について、今のところ抜本的な決定をしていない」とし、2日のアトレチコ・マドリード戦後にもクラブとしての最終決断するという。その上で「時間の問題だ。取締役会は(クーマン監督を)サポートする意思がない」とし、もはや解任は不可避と伝えている。

すでに後任候補としてベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督、カタール1部アルサドのシャビ監督の名前が浮上しているが、現職の指揮官とあって違約金が発生する。そこで昨季までイタリア1部インテルを指揮したアントニオ・コンテ氏、同ユベントスを率いていたアンドレア・ピルロ氏と現在フリーの指導者も後任候補と報じられている。

そんな中、同紙によると、前出の候補者に加えて、2019年4月まで神戸を指揮していたリージョ氏も候補に浮上しているという。かつてバルセロナを指揮したジョゼップ・グアルディオラ氏(現マンチェスター・シティー監督)がもっとも影響を受けたという戦術家で現在はマンCのコーチを務めている。

深刻な財政難に加えて成績不振と窮地のバルセロナは誰を後任監督に選ぶのだろうか。

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