アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにあるサッカースタジアムで大きな事故が発生したという。
そのスタジアムは、プリメーラ・ナシオナル(2部)を戦っているフェロ・カリル・オエステが使用しているエスタディオ・リカルド・エチェベリ。
この3年にわたって新しいスタンドの建築を行っていたとのことだが、その作業が行われていた西スタンドで事故が発生したという。
『La Sexta』によれば、コンクリートを流し込むための型枠が壊れ、木造の西スタンド全体が崩落してしまったとのこと。
そしてそこで仕事をしていた作業員8名がその事故に巻き込まれてしまい、4台の救急車と4台の消防車、さらにクレーンなどによって救助活動が行われたそうだ。
幸いにして、この8名全員が崩落の兆候に気付いて逃げることに成功し、スタンドから落下したり、構造体の下敷きになることはなかったようだ。
5名は病院に運ばれたが命に別状はなく軽傷で、3名については現場で軽い治療を受けたのみだったという。