ザ・スミスが解散した1987年の夏を舞台にした青春音楽映画「ショップリフターズ・オブ・ザワールド」が、12月より劇場公開されることが決まった。
「ショップリフターズ・オブ・ザワールド」は、ザ・スミスが解散した1987年夏のコロラド州デンバーを舞台に、5人の若者が自分を探す一夜を、ザ・スミスの楽曲で彩った青春音楽映画。スーパーで働くクレオは、大好きなザ・スミス解散のニュースにショックを受け、レコードショップのディーンに「町の連中に一大事だと分からせたい」と訴える。クレオが友達と会いに行ってしまい1人になったディーンは、地元のヘビメタ専門ラジオ局に行き「ザ・スミスの曲をかけろ！」とDJに銃を突きつける。
1980年代にイギリスのミュージックシーンを席巻した伝説のバンド「ザ・スミス」。本作品ではザ・スミスの楽曲の数々と、貴重なインタビュー映像を彩りに描く。タイトルの「ショップリフターズ」のほか、代表曲の「ゼア・イズ・ア・ライト」「ジス・チャーミング・マン」「心に茨を持つ少年」など、20曲以上のザ・スミスの楽曲が使用され、メンバーとの関係や解散について語る若き日のモリッシーも見られる。また、音楽だけではなく1980年代のファッションや空気感も再現されている。
長年語り継がれた「ラジオ局ジャック事件」に着想を得て監督したのは、「WE ARE X」など音楽映画に定評のあるスティーヴン・キジャック。ディーン役を演じるのは、「6才のボクが、大人になるまで。」のエラー・コルトレーン。ディーンが恋する“ショップリフター”クレオ役は、Netflix「ソーシャルディスタンス」のヘレナ・ハワードが務める。クレオの3人の仲間をエレナ・カンプーリス、ジェームズ・ブルーア、ニック・クラウスが演じ、「トゥルー・ブラッド」シリーズのジョー・マンガニエロが、ディーンの突撃に驚きながらも理解を示すラジオ局DJのミッキー役で脇を固めている。
【作品情報】
ショップリフターズ・オブ・ザワールド
2021年12月、TOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国ロードショー
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