ノラ・ジョーンズ、キャリア初のクリスマス・アルバム発売決定&「Christmas Calling 」先行配信スタート

©Kat Irlin

9回のグラミー賞受賞経験を持つシンガー・ソングライターであり、ピアニストのノラ・ジョーンズが、約20年のキャリアの中で初となるクリスマス・アルバム『アイ・ドリーム・オブ・クリスマス』を10月15日にリリースすると発表。あわせて、同作から「クリスマス・コーリング」の先行配信がスタートした。

新型コロナ・ウイルスの影響により自宅で過ごす時間が増える中、音楽制作に当てられる時間が増えたという彼女は本作について、「ずっとクリスマスの音楽が好きでしたが、これまでホリデー・アルバムを作ろうという気にはなかなかなれませんでした。そんな中、昨年のロックダウンの間、ジェームス・ブラウンやエルヴィスのクリスマス・アルバムを聴いて気持ちを落ち着かせている自分がいることに気が付いたんです。今年の頭には、自分のクリスマス・アルバムを作ろうと考えはじめ、とりかかるとその作業がだんだん楽しく、そして楽しみになってきました」とコメント。

『アイ・ドリーム・オブ・クリスマス』は、クリスマスの名曲カヴァーと共にホリデーをテーマにしたオリジナル曲が散りばめられており、歌詞の中にジョリー・ジョーンズ(Jollyとは、クリスマス・シーズンによく使用される言葉でHappyなどの類語)などノラ・ジョーンズをもじった言葉なども登場し、遊び心が随所に見られるクリスマスにぴったりの作品に。今年こそは大切な人とクリスマスに集まれることを願う気持ちを作品に込めたといい、オリジナル曲の中には、ここ数年の複雑な思いを歌ったものから喜びに向かうものまで、ノラの率直な気持ちが表現されている。

カヴァー曲は、誰もが一度は耳にしたことのある「ホワイト・クリスマス」「クリスマス・ワンダーランド」などの名曲となっており、ノラのスモーキーな歌声と優しいピアノでアレンジされた。プロデューサーは、『ビギン・アゲイン』の「イット・ワズ・ユー」や『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』に収録された「セイ・ノー・モア」「トゥ・リヴ」などにテナー・サックスとして参加していたレオン・ミッチェルズが務め、アルバムに収録されている「クリスマスタイム」と「ユーアー・ノット・アローン」では共作者としてノラと名を連ねている。

オリジナルとカヴァーでアルバムを構成したことについては「どのような方向性にしようか考えていたとき、オリジナル曲のメロディが頭の中に浮かんできたんです。クリスマスの楽しさを見つけようとしている曲や、1年の間に切望していた愛と包容力をつかみ取ろうとしている曲ばかりでした。カヴァー曲に関してはクリスマスのクラシックたちを集めました。人生の中でどのタイミングにいようとも心に響く特別な懐かしさがある曲たちです。絞るのは大変でしたが、自分のものにすることができそうなお気に入りの曲を選びました」と説明している。

■リリース情報

ノラ・ジョーンズ

『アイ・ドリーム・オブ・クリスマス』

発売日:2021年10月15日      

品番:UCCQ-1147     

価格:¥2,860(税込み) SHM-CD

視聴・購入などはこちら →NorahJones.lnk.to/IDreamOfChristmasPR

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