娘が応援 読谷海岸で23キロGT

 9月25日、タマン狙いで読谷海岸に娘の姫羅(キララ)ちゃんを連れて釣りに出掛けた湧川竜也さん。午後7時からボラの切り身を餌に、仕掛けを投げ込んでアタリを待った。小魚が餌をかじるようなアタリはあるが、本命はないまま午後10時半になった。釣りを終えようか迷っていると、いきなりタマンモンスター8号が海に向かって突き刺さり、リールからすごい勢いでラインが飛び出していった。

 急いで竿(さお)を取り、アワセを入れると、掛かった魚は沖に向かって100メートルほど走って止まり、今度は右に左に逃げ回った。その走りに合わせて、湧川さんも砂浜を右に左に移動。その様子を見ていた姫羅ちゃんも興奮気味に「お父さん、頑張れ」と励ましてくれる。道糸がPE5号、ハリスがフロロの26号とGT(ロウニンアジ)を狙うには細仕掛けなので無理はできない。

 慎重にやり取りをすること30分。砂浜に引き上げたのは123.5センチ、23.7キロのGTで、湧川さんにとって2匹目、自己記録となる大物で、娘と喜んだ。

 9月22日、釣り仲間5人で奥沖にミーバイ狙いに出掛けた平岩将和さん。午前中は餌となるグルクンを釣って、午後から泳がせ釣りを開始し、1投目に4.5キロのアカジンを釣り上げ、2投目に16.74キロのクルバニーアカジンを釣り上げた。海姫(電話)090(9784)0775。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

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