町工場から世界へ メイド・イン・ジャパンのアーチェリー復活させた『西川精機製作所』の思い

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は東京2020大会が開催された東京での取り組みや人々の思いを紹介する『Our Legacy』で、日本製のアーチェリー復活に挑む創業61年になる町工場を紹介しました。

◆西川精機製作所 西川喜久

東京2020大会が開催された東京を舞台に行われる取り組みや、そこに関わる人々の思いを紹介する『Our Legacy』。
今回は、メイドインジャパンの復活に挑む、ある町工場を取材しました。

東京都江戸川区にある、創業61年になる町工場。切削・板金・溶接から組立てまで、総合的な技術力を強みに、主に大学で使われる研究機器の製造をしています。
ここで、オリンピック・パラリンピックのある種目で使う道具が、日本で十数年ぶりに開発されました。

お話を伺うのは、西川喜久(ヨシヒサ)さん。十数年ぶりに日本で開発された道具とは?

(西川喜久さん)
「弊社では、このアーチェリーを作っています」

この町工場で作っているのは、1900年の第2回パリオリンピックから正式種目になったアーチェリーの持ち手部分。「ハンドル」と呼ばれる金属の本体を製作しています。
なぜ、町工場でアーチェリーを作り始めたのでしょうか?

(西川喜久さん)

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