今冬発売、新型『ミツビシ・アウトランダーPHEV』の最新情報を発信するティザーサイトが公開

 三菱自動車は10月1日、今冬の発売開始が予定されている新型クロスオーバーSUV『ミツビシ・アウトランダー』プラグインハイブリッド(PHEV)モデルの情報を発信するティザーサイトを同社公式サイト内に開設し、1日(金)より公開すると発表した。

 ミツビシのグローバルモデルとして日本だけでなく、世界の市場で販売が展開されてきたアウトランダー。このクロスオーバーSUVは2021年にフルモデルチェンジを受け、一新されたプラットフォームと3列シートを新たに獲得し、今年4月にアメリカとカナダ、プエルトリコでの発売が開始された。

 今年7月にはミツビシが誇る電動化技術を詰め込んだプラグインハイブリッドモデルの追加、および日本市場への導入がアナウンスされ、今冬より新しいPHEVモデルが発売予定であることが発表されている。

 そんな新型アウトランダーPHEVは先代と同様に、前後それぞれに1基ずつ駆動用モーターを搭載したツインモーター4WDを採用。これにWRC世界ラリー選手権やダカールラリーで鍛えられた車両運動統合制御システム『S-AWC』を組み合わせることで、あらゆる路面状況における「走る」「曲がる」「止まる」という運動性能が飛躍的に高められた。

 また、モーター出力の向上とバッテリー容量の拡大とともにS-AWCも進化を果たしており、これまで前輪のみだった左右輪のブレーキ制御を後輪にも追加することで、従来よりも前輪への負担を軽減し、四輪のタイヤ能力をいっそうバランスよく最大限に引き出すことが可能となった。

 さらに7つのドライブモードが設定され、NORMAL(ノーマル)モードを基本に、未舗装路や濡れた舗装路での操縦性と走破性をバランスさせたGRAVEL(グラベル)モードや雪道などの滑りやすい路面で車両挙動を安定させるSNOW(スノー)モードなど路面状況に応じたモードのほか、力強い走りを提供するPOWER(パワー)モードや環境に優しく経済的なECO(エコ)モードといった運転スタイルによるモード選択が可能となっている。

 1日に公開されたティザーサイト(https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/special/)では、そんな新型アウトランダーPHEVの最新情報が順次掲載されていく予定だ。また、スペシャルムービーも随時公開され、現時点では製品開発本部セグメントチーフビークルエンジニアを務める本多謙太郎氏のインタビュー(前篇・走り)と、ミツビシのモータースポーツ活動とのつながりも表現された『新型アウトランダーPHEV 開発動画「威風堂堂」編』が配信されている。

© 株式会社三栄