シルヴェスター・スタローン主演『ロッキー4/炎の友情』(1985年)のディレクターズカット版が、2021年11月11日に1日限定でアメリカで劇場公開される。公開に先立ち、最新予告編が解禁された。
スタローン、『ロッキー4/炎の友情』ディレクターズ・カット製作を明かす!!
1985年に公開された『ロッキー4/炎の友情』は、全世界で3億ドル以上の興行収入を記録。ロッキー対ドラゴの対決を描き、「ロッキー」シリーズの中でも最も印象深い戦いを描いた。本作の主演・監督・脚本を手がけたスタローンは2020年、公開35周年を迎えたことを記念して同作のディレクターズカット版を製作中であることを発表。そのディレクターズカット版には、40分間の未公開映像が追加されていて、最大の特徴はアポロとドラゴの戦いの拡大版であり、今回はさらに白熱した展開が繰り広げられるようだ。
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このたび公開された予告編では、追加された未公開映像の一部が紹介されており、 再びロッキー対ドラゴの凄まじい戦いが繰り広げている。スタローンとドルフ・ラングレンのほか、同作を彩るタリア・シャイア、バート・ヤング、カール・ウェザース、ロッキー・クラコフらが登場している。
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あの“お手伝いロボット”のシーンはカットに……!
過去に、ハッキリと「ロボットは嫌いだ!」と語っていたスタローン。本作には、ポーリーの誕生日にあげた“お手伝いロボット”が登場しないことが明らかになっており、Instagramでは「ロボットは永遠に廃品集積場に行くことになるよ」とスタローンはファンに明かしていた。(現在、当該コメントは削除済み)
スタローンは現在、『ロッキー』前日譚シリーズの脚本の執筆に取り組んでおり、将来的には配信ドラマとして制作したいと語っている。また、『クリード』シリーズ最新作『クリード3(原題)』も予定されているが、スタローンは出演しないことが明らかになっている。
『ロッキー4/炎の友情』ディレクターズカットは、2021年11月11日に米国で劇場公開。翌12日よりオンデマンド配信を開始する。日本での劇場公開や配信については、未定のようだ。