眞子さま結婚でうごめく外資系企業 「プリンセス・マコ」制作待ったなし

結婚が決まった小室さんと眞子さま(ロイター)

宮内庁は1日、秋篠宮家の長女眞子さま(29)が大学時代の同級生小室圭さん(29)と、今月26日に結婚すると発表した。婚姻届を提出後、同じ日に2人で記者会見し心境を説明する。小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルなどで反対の声が多いなか、〝純愛〟を貫いて結婚する2人には熱視線が注がれている。

眞子さまは結婚後、皇籍離脱して民間人となり、小室さんが生活拠点を置く米国で共に暮らす予定。宮内庁によると、皇室慣例の関連儀式は実施せず、結婚式や披露宴も行わない。皇室を離れる際に国から支給される最大約1億5000万円の一時金は、眞子さまに辞退の意向があるため、不支給。戦後の女性皇族の結婚で初のケースとなる。

また宮内庁は、眞子さまが自身や家族、小室さんらを巡る誹謗中傷を感じ「複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断されたことも明らかにした。

2人は17年9月に婚約内定したが、金銭トラブルを指摘する週刊誌報道が相次ぎ、18年2月以降、結婚が延期になっていた。小室さんはすでに米ニューヨークの法律事務所に就職し、9月末に一時帰国した。7月に現地の弁護士試験を受けており、12月中旬までに結果が判明する。

猛反対に遭いながらも小室さんと添い遂げようとする眞子さまについて、映画関係者は「将来的に映像化されることは確実」と断言する。

「現代版『ロミオとジュリエット』、『貫一お宮』と言っていい。ここまで日本国民が注目した“案件”はほかにない」(同関係者)

とはいえ、日本で映画化するのはハードルが高い。テレビ関係者の話。

「わずかでも不敬表現があれば、たちまち問題になる。天皇陛下や雅子さま、秋篠宮さま、紀子さまを演じる俳優にもプレッシャーがかかる」

あるとすれば海外、それもネットフリックス制作によるドラマ化だという。関係者は「ネットフリックスでは最近、イギリス王室の内部を描いたドラマ『ザ・クラウン』が大人気。ほかの国の王室ものを扱うことに抵抗は全くない。制作費もふんだんに使えるし、眞子さまと小室さんの〝純愛〟は魅力ある題材でしょう」という。

「ザ・クラウン」は、イギリス女王であるエリザベス2世の人生を描いたもので、2016年11月にシーズン1が配信された。これまでシーズン4までが制作されている。

特に昨年11月に配信されたシーズン4では、チャールズ皇太子と故ダイアナ元妃の出会いから結婚、出産、離婚までの流れを描き、大きな話題となった。

「『ザ・クラウン』でのチャールズ皇太子とダイアナ元妃の描写は、『事実のように捉えられてしまう』とイギリス国内で論争となり、今年6月にはイギリス政府が『動画配信サービスへの規制強化を検討する』と発表する騒動になった」(同)

皇室モノはいわば“ドル箱”なのだ。ほおっておくはずがない。

「日本の皇室制度は海外から見たら、神秘のベールに包まれている。眞子さまの置かれている状況に対して『日本の皇室に生まれた女性は、恋愛の自由もないのか?』という声も多い」(同)

数年後、突然「プリンセス・マコ」の制作が発表されても不思議ではない――。

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