大阪ガス、飲料工場の茶殻燃料に

新ボイラーシステム開発

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和歌山ノーキョー食品工業の飲料工場で排出された茶殻=9月、和歌山県海南市

 大阪ガスは、飲料工場での麦茶の製造に伴い排出される茶殻を燃料に蒸気を発生させるボイラーシステムを開発した。廃棄していた茶殻を有効活用し、化石燃料と比べ二酸化炭素(CO2)排出量が少ないバイオマスの燃料として脱炭素にもつなげる。第1弾は和歌山ノーキョー食品工業の海南工場(和歌山県海南市)に導入し、2023年5月に稼働する予定だ。

 麦茶の茶殻は水分が多いため、燃焼が難しく廃棄していたが、高温の砂の中で動かしながら茶殻を燃やす炉によって安定燃焼を実現。大ガスによると、茶殻を燃料として蒸気を発生させるボイラーシステムは国内で初めて。コーヒーかすなども燃料となる。