【WWE】ユニバーサル王座挑戦を控えたレスナーが猛デモを敢行

王者レインズ(左)にジャーマンを仕掛けるレスナー【(C)2021WWE,Inc.All Rights Reserved.】

【メリーランド州ボルチモア1日(日本時間2日)発】WWEの〝ビースト〟ことブロック・レスナー(44)が、PPV「クラウン・ジュエル」(21日=日本時間22日、サウジアラビア)のユニバーサル王座戦で激突する王者ローマン・レインズ(36)に向け猛デモを敢行した。

この日のスマックダウン(SD)大会で行われた「WWEドラフト」でSD残留が決まったレインズがポール・ヘイマンを伴い登場。「ナンバーワンの俺を認めろ!」と観客を威圧するや、ヘイマンは「レインズがクラウン・ジュエルでレスナーを倒してユニバーサル王座を防衛する」と宣言した。

するとそこへ不敵な笑みを浮かべたレスナーが登場。2人は激しくにらみ合い、口論を繰り広げると、たまらずレインズが殴りかかり大乱闘に発展。レスナーはジャーマンスープレックス2発を見舞い、救出に訪れたレインズの一族のウーソズ(ジミー&ジェイ)も蹴散らした。

さらに「カモン!」と王者を挑発しながらウーソズを必殺のF5でKO。王座取りへの自信をみなぎらせるビーストとは対照的に、レインズは唇をかみ締めるしかなかった。

レインズ対レスナーのユニバーサル王座戦が行われるPPV「クラウン・ジュエル」は日本時間10月22日にWWEネットワークで配信される。

© 株式会社東京スポーツ新聞社