九州高校野球県大会 創成館と海星4強

【準々決勝、海星―大崎】4回表海星1死二塁、西村が左中間へ同点二塁打を放つ=県営ビッグNスタジアム

 第149回九州地区高校野球県大会第7日は2日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準々決勝2試合が行われ、創成館と海星が準決勝に進んだ。
 創成館は長崎明誠を8-1の八回コールドで退けた。四回までに相手守備の乱れに乗じて2点を先行。2-1の七回に松田の中前適時打でリードを広げると、八回に7四球を得て5点を挙げて勝負を決めた。投げては古賀と石本の両右腕が計12奪三振と好投。それぞれ最速140キロ前後の直球と低めの変化球に切れがあった。
 海星は昨秋の九州大会を制した大崎に10-4で打ち勝った。1-2の四回に田川、西村の連続二塁打と峯の左前適時打で逆転。六回に打者一巡の猛攻で4点を奪って突き放すと、七回以降も小刻みに加点した。守備は今大会初登板となった背番号11の向井が粘り強く完投。バックも四回以降は無失策で堅実に支えた。
 第8日は3日、ビッグNで長崎商-諫早農(10時)、長崎日大-鎮西学院(12時30分)の準々決勝残り2試合を実施する。


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