「BELIEVE」に応えたマリナーズ 望みをつなぐ逆転勝利

【エンゼルス4-6マリナーズ】@T-モバイル・パーク

20年ぶりのポストシーズン進出に向けて残り2試合、1つも負けられない状況となったマリナーズ。エンゼルスと対戦した今季161試合目は2点リードの8回表にジャレッド・ウォルシュの28号3ランで逆転を許したものの、8回裏にミッチ・ハニガーの2点タイムリーで逆転し、さらにカイル・シーガーのタイムリーで1点を追加して6対4で逆転勝利。ファンからの「BELIEVE」に応え、ワイルドカード獲得に望みをつなぐ1勝を手に入れた。

マリナーズは3回裏にハニガーのタイムリーで先制。5回表にホゼ・ロハスの6号ソロで同点に追いつかれたが、直後の5回裏にハニガーの39号2ランで勝ち越しに成功した。ところが、大車輪の働きでチームを支えてきたセットアッパー、ポール・シーウォルドが8回表に連続四球で無死1・2塁のピンチを招き、ウォルシュに28号逆転3ランを被弾。しかし、ファンはマリナーズの逆転勝利を信じて声援を送り続け、マリナーズはハニガーとシーガーの連続タイムリーで見事に試合をひっくり返した。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、レフトフライ、ショートフライ、四球、四球で2打数0安打2四球。第4打席の四球はウォルシュの逆転弾につながったが、セットアッパーのスティーブ・シーシェックがリードを守れなかった。大谷の今季の成績は打率.257、45本塁打、99打点、26盗塁、OPS.959。明日のレギュラーシーズン最終戦で自身初のシーズン100打点を達成できるか注目だ。

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