女子ゴルフの国内メジャー「日本女子オープン」4日目(3日、栃木・烏山城CC=パー71)は、2日目が悪天候で中止となったため、第3ラウンド(R)が行われ、首位スタートの西村優菜(21=スターツ)が2バーディー、4ボギーの73とスコアを落とし、通算7アンダーの3位に後退した。
第2Rは63と圧巻のゴルフを見せたが、この日は苦戦した。「すごく悪い感じはなかったですけど、バーディーチャンスについたところが、難しいラインだったりとか、そういったマネジメントミスがあって、そこからのパターは難しいので、そういったところで苦しんだかなと思います」と、もどかしい1日を振り返った。
ただ、通算9アンダーで首位の勝みなみ(明治安田生命)との2打差は十分射程圏。「難しいコースだからこそ、2打差でもチャンスはあると思うので、しっかり取れるところで強い気持ちでプレーしたいと思いますし、あとは大きなミスが出ないように、そこだけはしっかりマネジメントしながらプレーしたいと思います」と気持ちを切り替えた。
第2Rで63を出したように爆発力もあるだけに、逆転で3週連続Vの可能性は十分だ。