田中フミヤがベルリンから帰国! 1年振りにContactへ帰還!

田中フミヤがベルリンから帰国、 1年振りのContactへの登壇が決まった。 2021年はベルリンに活動拠点を構えて10年、 他アーティストと同様にパンデミックの影響を受け、 2021年の初旬までのほとんどのギグを規制してきた。 しかし、 昨今のヨーロッパ諸国の規制の緩和に伴い、 ポーランドの技術博物館WALCOWNIAや、 ベルリンClub der Visionäre、 RENATEやRitter Butzkeといった人気クラブ、 Revier Südostでのオープンエアパーティ等、 様々なベニューで欧州圏のファンの前に姿を見せる機会を増やしつつある。 最新のオリジナル・リリースは、 昨年10月、 自身のレーベル〈Sundance〉からのEP「DANCE TONIGHT / IF SO REMEMBER EP」で、 いずれのサイドでも厳選された音数で構築するサウンドの中にロマンチシズムや、 オリジナリティに富んだファンクネスとの交差、 ミニマルな空間への視点誘導の連続というようなFumiya Tanakaらしい秀逸なミニマル・ハウスが展開されている。 今回、 Studio Xのサポートに、 Fumiya Tanakaのリリースで知られるミニマル・レーベル、 〈TOREMA RECORDS〉、 〈op.disc〉のマネージャーや、 CHAOSのオーガナイズも務める、 Taroを迎えるのもファンにとって信頼の人選といえる。 思わず笑みが溢れるほどに特異でいて、 感覚が一点に集められるような不思議な音楽体験は、 Fumiya Tanakaが世界でも屈指のマエストロとして位置付けられる所以かもしれない。 オーディエンスのテンションとともに組織される巨大な空間芸術は、 テクノ・ファンが忘れているあの感覚をまたContactにもたらしてくれるに違いない。 Contactフロアのラインナップには著名アーティスト来日の際のサポートにも頻繁に登場するRyosukeや、 新興ミニマル・パーティSTREET SMARTのオーガナイズに携わるAtsuki、 東京の早耳のエレクトロニック・ファンに厚い信頼を置くREMEDYオーガナイザーk_yamや、 scrabといった熟練した技術と先鋭のイマジネーションが交わる、 隙のないフロアメイクが実現した。 Fumiya Tanakaのホームグラウンド・パーティCHAOSの再開が待たれる中、 熱狂と歓喜のダンスフロアの再開だ。

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