中日の小笠原慎之介投手(23)が3日の阪神戦(甲子園)に先発し、7回7安打1失点の好投を見せたが、打線の援護がなく、10敗目を喫した。
無情の一発を食らった。0―0の3回二死からマルテに真ん中高めの145キロ直球を左翼席へ運ばれた。その後は7回まで4安打を許しながらも粘りの投球を披露。結局、許したのはこのソロによる一発だけとあって無念の118球となった。
打線も阪神投手陣の前に散発5安打で無得点と沈黙。チームは0―1と今季13度目の零封負けで、今季5度目の同一カード3連敗を喫した。降板後の小笠原は「何もありません…」としかコメントしなかった。